5S改善事例:カシメ機の固定化

【ビフォー】

【アフター】

【結果/効果】

(なにが)
カシメ機が妨げになり、作業性が悪かった
(どうなった)
作業台に磁石を取り付けた
カシメ機を安定させた結果、作業し易くなった
1日平均50秒短縮×月間20日発生
1カ月あたり:1000秒削減 1000円削減

【専門家コメント】

使用するカシメ機(ハンディ工具)の保持・固定方法を見直し、
専用の固定具(ホルダー)を設けた素晴らしい改善事例ですね。

ビフォーの状態では、カシメ機が作業台の上にそのまま置かれていたり、
不安定な状態で引っ掛けられていたため、
作業のたびに「動作のムダ」が発生していました。

今回、アフターのように作業台の支柱部分にカシメ機をカチッと
垂直に固定できるホルダーを設置されたのが本当に素晴らしいです!

これにより、次に使うときに迷わず最短の動線で手に取ることができ、
使い終わった後もサッと元の位置に戻せるため、作業性が大幅に改善していますね。

改善活動お疲れ様でした。

さて今後のさらなる改善に向けてですが、
現在は支柱にしっかりと固定されていますが、
カシメ機から伸びる「電源コード(またはエアーホース)」の重みや取り回しが、
作業中の手元にかかっているように見受けられます。

そこで、さらにここから踏み込んで、「ツールバランサー(吊り下げ具)」の導入を
検討してみてはいかがでしょうか。

頭上からスプリング付きのバランサーでカシメ機を吊り下げるようにすると、
工具の重さを感じずに、軽い力で作業位置まで引き下ろせて、
手を離せば自動的に頭上の定位置へ戻るため、
ホルダーへ「戻す」という動作そのものをゼロにできます。

現場の皆様の負担をさらに減らし、
快適な職場環境をつくるために、ぜひもう一工夫を加えてみてください。

引き続き頑張ってください。
さらなる改善事例をお待ちしております。

この記事を書いた専門家

昭和61年静岡大学工学部卒業後、大手装置メーカーに入社する。 入社後、生産ライン構築業務に携わり、品質改善・コスト削減に取り組む。 その後、ソフトウエア商品開発業務に携わり、プロジェクトリーダーとして新商品の開発から上市、販売まで手掛ける。

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