5S改善事例:在庫確認の表示の追加

【ビフォー】型番のみだった

【アフター】写真と在庫数を記入した

【結果/効果】

(なにが)
ケースを降ろさないと在庫数がわからなかった
(どうなった)
写真と在庫数を記入した
1回3秒×月間20日発生
1カ月あたり:60秒削減 60円削減

【専門家コメント】

保管された在庫ケースの棚に
型番のみの表示だったため、
毎回ケースを降ろして確認する手間が
発生していた状態を、

ケースに写真と在庫数を記入することで、
棚の上からでも一目で在庫が確認できるようにした
とても実用的な改善ですね。

視認性が高まり、作業時間の短縮と
ミスの防止につながる素晴らしい工夫です。
気づいて実行してくれたことに感謝します。
ありがとうございます。

このような「見てわかる化」は
整頓の基本であり、5Sの要のひとつです。

次の改善視点としては、在庫数の情報が
常に正しい状態で維持されるか?という
“清潔”の視点です。

たとえば
・在庫数の記入方法や更新ルールを決める
・補充や引き取り時に確認のチェックリストを使う
・表示の劣化や写真の貼り替えタイミングを整備する

などの仕組みを加えることで、
改善の効果が長く続くはずです。

ぜひ今回の良い改善をさらに発展させ、
次なる取り組みにもつなげてください。

次回の報告を楽しみにしています。

目次

5S改善評価

(1)成果の大きさ:A(16点)

理由:
作業時間の短縮・確認ミスの防止に効果大。現場全体の効率化に直結し、成果は大きい。


(2)改善の独自性:B(12点)

理由:
写真と在庫数を併記する工夫はよくある整頓手法ですが、「棚の上からでも確認できる」という実運用に基づいた工夫は現場ならではの良い発想です。


(3)改善の難易度:C(8点)

理由:
写真撮影・印刷・貼付、在庫数の記入といった作業は比較的簡単に実施可能。短時間でできる改善なのでC評価。


(4)清潔レベル:C(8点)

理由:
表示内容は現時点では正確ですが、在庫数の更新が曖昧だとすぐに誤差が生じるリスクあり。定期点検や記入ルールがあればA評価に成長可能。


(5)習慣レベル:C(8点)

理由:
更新や貼り替えの仕組みが整備されていない段階。標準化やチェックリスト化が導入されればBやAに向上できる。


🧾 総合評価

  • 合計点数:52点
  • 5Sレベル:B

📌 改善の区分

  • 改善の種類: 整頓
  • 改善場所: 倉庫
  • 改善対象: 材料/部品

💡 発展ポイント

  • 在庫数更新のルールを明文化(例:補充・引取り時に必ず修正)
  • 定期的に棚の表示と実在庫を照合し、差異を確認する仕組みを導入
  • 写真やラベルの劣化に備えた「更新基準」を設定する

👉 今回は Bランク(52点)
維持・更新の仕組みを加えれば Aランク以上 へ簡単にレベルアップできる改善です✨。

この記事を書いた専門家

 大手総合電機メーカーで20年間経験を積んで平成22年に独立。16年間で900社を超える中小企業支援、そして自らも小売業を立ち上げて業績を安定させた実績を持つ超現場主義者。小さなチームで短期的な経営課題を解決しながら、中長期的な人材育成を進める「プロジェクト型課題解決(小集団活動)」の推進支援が支持を集めている。

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