5S改善事例:管理工程図入れの整理整頓

【ビフォー】

【アフター】

【結果/効果】

(なにが)
探す時間、戻す時間が短縮
(どうなった)
日 3分が0秒に!
月 180秒×20日=3600秒
1カ月あたり:3600秒削減 3600円削減

【専門家コメント】

乱雑になりがちだった管理工程図の保管方法を見直し、
一目で中身がわかるラックへ移行した素晴らしい改善事例ですね。

ビフォーの状態では、棚の上部に書類が詰め込まれて
「取りにくい」状態になっており、かつ他のファイル群とも
「区分けされていないので探すのが大変」という、
典型的な「探すムダ」が発生していました。
重要書類を探す時間は、作業の手を止めるだけでなく精神的なストレスにも繋がります。
今回、アフターのように独立したラックを活用し、
種類ごとに区分けし、明示したことで、「見つけやすい」
「見つけやすく取りやすいし、戻しやすい」という完璧な状態へと進化しています。

書類の表紙やインデックスがパッと目に入るため、必要な工程図を0秒で探せる素晴らしい仕組みだと感じました。

日々の業務効率を確実に向上させる見事な取り組みです。
改善活動お疲れ様でした。

さて、今後のさらなる改善に向けてですが、
管理工程図は製品の仕様変更や工程の見直しによって改訂されるものだと思います。
古い工程図がそのまま残って誤って参照されるのを防ぐために、
ラックの隅に「最新版の確認方法」や「有効期限・改訂日」を意識できるような
小さなラベルを貼っておくと、情報の質(品質管理)の面でも
さらに強固な仕組みになります。

「取り出しやすさ」の次は、情報の鮮度と戻しやすさを保証する「運用の標準化」へ。
現場の品質と効率をさらに高めるために、ぜひもう一段階のブラッシュアップに挑戦してみてください。

引き続き頑張ってください。

さらなる改善事例をお待ちしております。

この記事を書いた専門家

昭和61年静岡大学工学部卒業後、大手装置メーカーに入社する。 入社後、生産ライン構築業務に携わり、品質改善・コスト削減に取り組む。 その後、ソフトウエア商品開発業務に携わり、プロジェクトリーダーとして新商品の開発から上市、販売まで手掛ける。

目次