5S改善事例:部品の表示 段取り時間短縮

【ビフォー】

【アフター】

【結果/効果】

(なにが)
探す時間がかかっていた
(どうなった)
探しやすく、元に戻しやすくなった
5分短縮=300秒
月 300秒×2回=600秒
1カ月あたり:600秒の削減 600円の削減

【専門家コメント】

部品置き場の一部に表示がなかったことで、
必要な部品を探すのに時間がかかっていた状態を、

既存の部品表示に加えて、床面にも明確な表示を加え、
誰でも一目で把握できるようにした改善ですね。

探すムダを減らし、作業効率を上げるだけでなく、
元の位置にも戻しやすくなるという点で、
とても実用的で効果の高い改善です。
実行してくれたことに感謝します。ありがとうございます。

このような「見てわかる仕組み」は、
5S活動の“整頓”の本質であり、
混乱やミスの未然防止にもつながります。

次の改善視点としては、
この床表示が長く機能するようにするための
“清潔”や“しつけ”の視点です。

たとえば
・表示が剥がれたり薄くなった場合の交換ルール
・定期的な表示チェックの仕組み
・表示ルールを新たなエリアにも展開する

などを取り入れると、改善効果が継続し、
より使いやすい職場になります。

ぜひこの良い取り組みを他の場所にも広げていきましょう。

次なる改善報告を楽しみにしています。

目次

5S改善評価

(1)成果の大きさ:A(16点)

理由:
部品を探す時間を削減し、誰でも迷わず使える状態を実現。作業効率・戻しやすさの両方に効果がある。


(2)改善の独自性:B(12点)

理由:
「床面表示」は5Sの定番手法ではあるが、既存の表示と組み合わせて二重化した点に工夫が見られる。


(3)改善の難易度:C(8点)

理由:
床面への表示貼付は比較的短時間で実施可能。難易度は低め。


(4)清潔レベル:B(12点)

理由:
視覚的に戻しやすい状態になり乱れにくい。ただし、表示が摩耗・剥がれすれば効果が薄れるため、維持ルールが必要。


(5)習慣レベル:C(8点)

理由:
「戻す」「表示を保つ」仕組みがルール化されていない段階。定期チェックや展開ルールを設ければAレベルに近づく。


総合評価

  • 合計点数:56点
  • 5Sレベル:B

改善の区分

  • ①改善の種類: 整頓
  • ②改善場所: 倉庫・工場
  • ③改善対象: 材料/部品

💡 発展ポイント

  • 床表示の劣化チェック&貼り替えルールを設定
  • 表示点検を定期業務に組み込み「清潔」を維持
  • 他の部品置き場にも同じ表示ルールを展開し標準化

👉 今回は Bランク(56点) の改善。
維持・展開の仕組みを導入すれば Aランク以上 に成長できる内容です✨。

この記事を書いた専門家

 大手総合電機メーカーで20年間経験を積んで平成22年に独立。16年間で900社を超える中小企業支援、そして自らも小売業を立ち上げて業績を安定させた実績を持つ超現場主義者。小さなチームで短期的な経営課題を解決しながら、中長期的な人材育成を進める「プロジェクト型課題解決(小集団活動)」の推進支援が支持を集めている。

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