【ビフォー】ベニア板に形跡整頓すると視界が悪くなった

【アフター】ベニア板を網に変えると視界が良くなり工具の有無が判り易い

【結果/効果】
(なにが)
工具の有無が
(どうなった)
どこからでも判るようになった
1日平均で3秒短縮×月間5日発生
1カ月あたり:15秒削減 15円削減
【専門家コメント】
工具の吊り下げボードをベニヤ板からメッシュパネル(網)へ変更し、
視界の確保と管理のしやすさを両立させた素晴らしい改善事例ですね。
【ビフォー】の状態では、形跡整頓(姿置き)自体はできていたものの、
大きなベニヤ板によって奥の視界が遮られ、
作業場全体の採光や見通しが悪くなるという新たな課題が発生していました。
今回、【アフター】のように背板を網目状のパネルに変更したことで、
現場の死角がなくなって明るくなり、何より「工具の有無がどこからでも判るようになった」
という見事な効果につながっていますね。
表側からだけでなく、裏側や遠くからでも一目で戻っているかが判るため、
探すムダや確認の手間が激減しますね。
「5Sをやったら視界的・安全的に邪魔になった」という現場の違和感を放置せず、
素材を見直してさらに進化させた柔軟なアイデアと行動力が大変素晴らしいです。
改善活動お疲れ様でした。
さて、今後のさらなる改善に向けてですが、
メッシュ化によって視界と有無の確認が劇的に向上しましたので、
ここからさらに一歩踏み込んで「欠品時の視覚的なポカヨケ」を
検討していただければと思います。
網目になったことで「何もない(空いている)」ことは一目で判りますが、
工具が出払っているときに「元々そこに何が掛かっていたか」が
パッと判らなくなる可能性があります。
そこで、さらにここから踏み込んで、
フックの根元やメッシュ部分に「名札(ネームタグ)」を取り付けたり、
工具のハンドル部分とフック側に同じ色のカラーテープを巻いて「色合わせ」で
戻せる仕組みを作ってみてはどうでしょう。
・工具があるとき:色と形で正しく掛かっているかが判る
・工具がないとき:ネームタグや色の残像で「何が出張中か」が0秒で判る
といった状態を作ることで、網の良さを活かしたまま完璧な定位置管理が完成します。
「見通しと有無の見える化」の次は、出張中も管理できる「欠品位置のアドレス化」へ。
より使いやすく安全な現場を目指して、ぜひもう一工夫を加えてみてください。
引き続き頑張ってください。
さらなる改善事例をお待ちしております。

