5S改善事例:切り替え用工具の整理

【ビフォー】

【アフター】

【結果/効果】

(なにが)
乱雑に容器に突っ込んであるので探すムダが
(どうなった)
一目でわかるようになった
1日30秒削減×月間5日発生
1カ月あたり:150秒削減 150円削減

【専門家コメント】

切り替え用工具が容器内で乱雑になっており、
毎回探すのに時間がかかっていた状態を、

形跡整頓で一つひとつの配置を決め、
さらに「切り替え用工具」と明示することで、
誰でも一目で分かるようにした改善ですね。

探すムダをなくし、作業効率を上げるという
とても基本に忠実で効果的な改善です。
実行してくれたことに感謝します。
ありがとうございます。

今回のような「整頓+表示」は、
5S活動の中でも特に“整頓”と“清潔”の
レベルを引き上げる重要な取り組みです。

次の改善視点としては、
この整頓された状態が乱れないための
“しつけ”や“清潔”の仕組みを
意識してみてください。

例えば
・使用後に元に戻すルールの明文化
・定期的な整頓チェックの実施
・形跡が消えかけた際の再表示ルール

といった工夫を取り入れることで、
改善の効果が長く持続する職場になります。

ぜひこの改善をスタートとして、
さらなる工夫につなげてください。

次なる報告書を楽しみにしています。

目次

5S改善評価

(1)成果の大きさ:B(12点)

理由:
探す時間の削減で効率化につながったが、生産全体へのインパクトは中程度。日常作業を快適にする良い効果。


(2)改善の独自性:C(8点)

理由:
形跡整頓+表示は5Sの典型的な手法であり、独自性はやや低い。ただし実際に現場で実行した点に大きな価値がある。


(3)改善の難易度:C(8点)

理由:
形跡の作成・貼付、表示明示は比較的簡単に実施可能。短時間でできる改善。


(4)清潔レベル:B(12点)

理由:
形跡整頓により再発しにくくなったが、形跡の劣化や表示の薄れ、使用後の戻し忘れなどのリスクが残る。維持ルールを導入すればAへ。


(5)習慣レベル:C(8点)

理由:
使用後に必ず戻す・定期チェックなど、運用のルール化はまだ不十分。標準化が加わればAランクへ成長可能。


総合評価

  • 合計点数:48点
  • 5Sレベル:B

改善の区分

  • 改善の種類: 整頓
  • 改善場所: 工場
  • 改善対象: 工具/備品

発展ポイント

  • 使用後に必ず元の位置に戻すルールを明文化
  • 整頓状態を定期的に確認するチェックルールを導入
  • 形跡や表示の劣化を定期的に再表示する仕組みを設定

👉 今回は Bランク(48点) の改善。
基本的で効果的な改善ですが、「維持の仕組み」が加われば Aランク以上 に発展できます✨。

この記事を書いた専門家

 大手総合電機メーカーで20年間経験を積んで平成22年に独立。16年間で900社を超える中小企業支援、そして自らも小売業を立ち上げて業績を安定させた実績を持つ超現場主義者。小さなチームで短期的な経営課題を解決しながら、中長期的な人材育成を進める「プロジェクト型課題解決(小集団活動)」の推進支援が支持を集めている。

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