5S改善事例:車のキー等の保管場所の表示

【ビフォー】車のキーがバラバラ掛けられていた

【アフター】キーを掛ける所にそれぞれの写真を貼った

【結果/効果】

(なにが)
キーを探す手間
(どうなった)
その車担当者以外の人間が使用する時に一目りょう然に
1日平均4秒×月間20日発生
1カ月あたり:80秒削減 80円削減

【専門家コメント】

車両キーの定位置管理において、フックの上面に各車両の写真(ビジュアル)を配置し、
キーを探すムダを解消した素晴らしい改善事例ですね。

【ビフォー】の状態では、キーフックに鍵がバラバラに掛けられており、
文字ラベルだけでは「どの鍵がどの車か」をパッと判別するのが困難でした。
普段乗り慣れていない担当者が使用する際、目的の鍵を探す手間や誤って
別の車の鍵を持ち出してしまうリスクが発生していました。

今回、【アフター】のようにフックの真上に「それぞれの車両写真」を貼り付けたことで、
コメントにある通り「その車担当者以外の人間が使用する時に一目りょう然」という
完璧な状態へと進化しています。
文字を読む必要すらなく、視覚的に0秒で目的の鍵を選べるため、
共有物管理として極めて効果的だと感じます。

文字から「写真(ビジュアル)」へと見える化のレベルを引き上げた、
現場目線の素晴らしいアイデアですね。

改善活動お疲れ様でした。

さて今後のさらなる改善に向けてですが、
どの鍵がどの車かは一目で判るようになりましたので、ここからさらに一歩踏み込んで
「使用中の管理とキーリング(鍵側)の連動」を検討していただければと思います。

鍵が出払っている際、「誰がどの車に乗っていったのか」や、
「戻す時にキーホルダー単体を見て迷わないか」
という点が運用のポイントになります。

そこで、さらにここから踏み込んで、
車を持ち出す際は、自分の名前が書かれた札をそのフックに掛けておいたり
キーリング側にも「1号車」「軽トラ」といったラベルや車番を付け、
掛け間違いを防ぐ。

といった仕組みを取り入れてみてはどうでしょう。

「鍵の場所の見える化」の次は、持ち出し中も追跡できる「運用管理の標準化」へ。

より使いやすく確実な管理を目指して、ぜひもう一工夫を加えてみてください。

引き続き頑張ってください。
さらなる改善事例をお待ちしております。

この記事を書いた専門家

昭和61年静岡大学工学部卒業後、大手装置メーカーに入社する。 入社後、生産ライン構築業務に携わり、品質改善・コスト削減に取り組む。 その後、ソフトウエア商品開発業務に携わり、プロジェクトリーダーとして新商品の開発から上市、販売まで手掛ける。

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