5S改善事例:ラジアルボール盤のドリル台にキャスターを付ける

【ビフォー】ドリル台がベタ置き

【アフター】ドリル台にキヤスターを取り付けた

【結果/効果】

(なにが)
ドリル台の下が
(どうなった)
掃除し易くなった
1日平均で4秒短縮×月間20日発生
1カ月あたり:80秒削減 80円削減

【専門家コメント】

ドリル台の足元にキャスターを取り付け、移動可能にすることで清掃性を格段に向上させた
素晴らしい改善事例ですね。

【ビフォー】の状態では、ドリル台が床に直接「ベタ置き」されていたため、
台の下や裏側に切削屑(キリコ)やホコリが溜まりやすいにも関わらず、
奥まで手が届かないため清掃が困難な状態でした。

今回、【アフター】のように足元に台車(キャスター)を取り付けたことで、
ドリル台をサッと動かして「台の下が掃除し易くなった」という見事な効果が
出ていると感じます。
機械周りの清掃のハードルを下げ、日々のクリーンな作業環境づくりに直結する
素晴らしい工夫ですね。

現場の小さな「掃除のしにくさ」を見逃さず、
キャスター化で解決されたアイデアと行動力が大変素晴らしかったです。

改善活動お疲れ様でした。

さて、今後のさらなる改善に向けてですが、
動かせるようになって清掃性が劇的に向上しましたので、
ここからさらに一歩踏み込んで「安全性の確保と定位置管理」を
検討していただければと思います。

キャスター付きの台は動かしやすくなった反面、作業中の振動で勝手に動いてしまったり、
元の場所からずれてしまう可能性があります。

そこで、さらにここから踏み込んで、
・作業中や不意に接触した際に動かないよう、ストッパー付きキャスターへの変更や
 輪留めの設置を行う。

・清掃後に元の場所へぴたっと戻せるよう、床面に黄色いテープなどでドリル台の
 「定位置枠(アドレス)」を描いておく。

といった対策を取り入れてみてはどうでしょう。

「動かして掃除しやすくする」の次は、作業中の安全と元の場所へ確実に戻せる
「安全・定位置管理」へ。

より安全で快適な現場を目指して、ぜひもう一工夫を加えてみてください。

引き続き頑張ってください。
さらなる改善事例をお待ちしております。

この記事を書いた専門家

昭和61年静岡大学工学部卒業後、大手装置メーカーに入社する。 入社後、生産ライン構築業務に携わり、品質改善・コスト削減に取り組む。 その後、ソフトウエア商品開発業務に携わり、プロジェクトリーダーとして新商品の開発から上市、販売まで手掛ける。5S-CONCEPTでは、これまでに5S活動の改善事例271件を評価(2026年9月27日時点)。

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